真冬の気候になり、にんじん葉やブロッコリー葉に、
赤紫色に見える部分が出てきました。
赤紫色は、真冬の特有のもので、
毎年この時期はこのようになります。
まず、にんじん葉です。
続いて、ブロッコリー葉です。
Q.なぜ赤紫色になっているのですか?
A.冬は、植物が太陽光から身を守るため(夏よりも光合成量が少なくなり、
夏ほど太陽光を必要としないからです)に、アントシアニンを体で作ります。
アントシアニンは太陽光を防ぐ盾の役割を果たします。
そのため、緑の葉に混じって、
アントシアニンの色素である赤紫色に
見える部分ができます。
(特に太陽光に近い先端の部分が多いです)
アントシアニンはポリフェノールの一種で、
抗酸化作用などの効果があると言われております。
(ブルーベリーなどにたくさん入っている成分です)
Q.うさぎさんが食べても大丈夫ですか?
A.冬から春にかけてのにんじん葉やブロッコリー葉などには
赤紫色の部分が混じることがありますが、
うさぎさんの体には無害ですし、
うさぎさんの食味には影響ありませんので、
ご安心ください。
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